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海外視察 ドイツeスポーツ視察③

海外視察 ドイツeスポーツ視察③

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ドイツ政府との会談の後に、ベルリンではドイツeスポーツ連盟とベルリン技術経済大学との会談がありました。

ドイツeスポーツ連盟は2017年に発足した連盟で、日本におけるjesuのような団体。eスポーツ業界が正しく推進されるように管理を行う団体です。メーカーや企業、プロ団体も含む会員数は140以上とのことで、政府も優先的に推進するeスポーツ産業が、正しい方向に進むように業界全体で連携して日々活動されているそうです。

正しい成長のためにはしっかりとした規律やルールが必要となります。愛があり、夢がある、情熱もある連盟があることで今後のドイツのeスポーツ産業が正しい方向に向かうのではと感じました。

次に、ベルリン技術経済大学との会談でしたが、とても期待していたプログラムでした。eスポーツ開発の人材を育てるという専門大学だけに大変興味がありました。

最初に驚いたのはその倍率。40名が入学できるその枠への申し込みは、ヨーロッパを中心に20以上の国からエントリーがなされ、課題をクリアした1次試験突破者だけでも400名近く存在しているそうです。そこから更に10倍近い倍率の大学ということで如何に同大学が注目されているかがわかるデータでした。

そして、学校が自分に合わないとの理由で退学する生徒はいるかの質問もしたのですが、経済的な理由で困難なケースはあるものの、合わないという理由での退学が一人もいないということも驚異的な数値であると感じました。

日本では自分が選択した大学や専門学校を1割近くが辞めてしまう現状があります。ドイツの場合は、成長産業であること、興味関心も高い業界であること、国の後押しを感じているからこそ、個人のモチベーションも極めて高く、このような結果になっているのであろうと感じました。

カリキュラムですが、学ぶ内容は多岐に渡り入学初年度はデザインなどのアナログの授業から開始され想像力などを磨くところから始めるそうです。

興味深かったのが、その後のカリキュラムも例えゲームデザイン志望でも、eスポーツ開発に必要なストーリーや、プログラミングなども全員が学ぶということでした。アイデアからプロダクトが完成、その後どのように社会に対して発表し普及するか?までの全ての領域を学ぶそうです。

最終年は、チームを分けて3ヶ月タームで実際にゲーム開発をチームで行うそうです。その中で自分の好きなこと、得意なことなど、特性を自分で理解させるのが目的のようでした。

この大学の最大の魅力は卒業後が明確に定まっていたことです。
スタートアップ(起業)が狙いであり、学校内にはいくつものスタートアッププロジェクトが推進されていました。卒業後もスタートアップ支援ということで校舎を利用できることで、助成金と合わせて非常に開発者にとっては起業しやすい環境が用意されていたのが印象的でした。

夢を描く生徒にとって、本気で取り組み仲間と、環境が用意されていることの素晴らしさを感じました。

eスポーツ高等学院も、eスポーツをきっかけに興味関心を広げてデジタル人材を育成する最高の環境も用意する学校です。本学院で育んだ夢を、高レベルで進化させることができる連携大学がもっと日本にも登場すればという思いになりました。

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