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海外視察 ドイツeスポーツ視察⑤

海外視察 ドイツeスポーツ視察⑤

海外視察 ドイツeスポーツ視察⑤

いよいよ最後のドイツ視察レポートです。

世界3大ゲームショーの一つgamescomの視察を行いました。関係者やメディアのみが集まる初日から一般公開までの3日間、会談の合間を見て可能な限り視察を行いました。驚いたのはその規模とお客様の多さ!熱気と笑顔があふれるその光景は想像をはるかに超えるものでした。

初日の開会カンファレンスにはドイツの有力国会議員が並び、ドイツ外務省で聞いた方針をそのままにeスポーツ産業への期待と成長させる約束をして大いに会場を沸かしていました。その他にも米国のマイクロソフト社や宇宙飛行士などバラエティにとんだ方々が登壇し会を盛り上げました。

その後聞いた話では、過去にはメルケル元首相も参加するなど、gamescomは今やドイツで最も注目され集客力も誇るドイツ最大の見本市になっているとのことで、eスポーツの盛り上がりとも連動し今回250人もの国会議員が参加されたとのことでした。

ある意味、ゲームメーカーなどのeスポーツ関連会社がそもそも強力でこの進化を当たり前のように感じてしまっている日本より、未来に向けてこの可能性しかない市場に対して団結して産業を盛り上げていく、ファンも政府も産業も同じ目線で取り組んでいるドイツの姿勢に日本では感じられない熱量があるなと感じました。

会場では多くの日本企業ブースが立ち並び、日本のアニメやゲームキャラクターに扮するコスプレの方も多数見かけました。世界から羨望の目で見られる日本に誇りを感じながら、この熱量のままではいずれ追い付かれてしまうという焦る気持ちになりました。

すでに多くのeスポーツ産業に日本は飲み込まれつつあります。日本のeスポーツが、ゲーム業界が、これまで以上に世界で活躍するためにも日本のeスポーツ業界が一枚岩で団結することを心から期待します。そして我々もその一部として最も大切な教育の現場から支えていければ良いなと思っています。

今回のドイツ外務省の視察、大変有意義な視察となりました。
この経験も活かしながら、eスポーツ高等学院の教育をより良いものにできればと思います。

ダンケシェーン

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