【eスクールジャーナル】転校から始まった、プロへの挑戦
【eスクールジャーナル】転校から
始まった、プロへの挑戦
【eスクールジャーナル】転校から始まった、プロへの挑戦
【eスクールジャーナル】転校から
始まった、プロへの挑戦
自分に合う場所で、夢に向かって
藤岡 輝くん
eスポーツ高等学院3年
※取材時の学年になります。
この学校に入学したきっかけを教えてください。
前の学校に通っていた頃、体調を崩してしまい、朝の通学が難しくなりました。学校の始まりが早く、朝の通学電車に乗れない日が増えて、午後から登校しても受けられる授業が限られ、単位が足りずに留年してしまうかもしれない状況になっていました。このままではいけないと感じ、自分に合った環境で学び直そうと、通信制高校への転校を考えるようになりました。
もともとeスポーツが好きだったので、eスポーツを学べる通信制高校を探していました。他の学校も見学したのですが、家からは遠く、通い慣れない場所だったので、通いやすいこの学校を選びました。転校してから1年ほどで体調はほぼ回復し、今では毎日登校できるようになっています。
チームを組むきっかけと活動を教えてください。
転校してからすぐ、授業で話すようになったのをきっかけに、のちにチームを組む仲間と仲良くなりました。チームで活動してみたいと思っていた時に「一緒にやろう」と声をかけてくれて、生徒同士で声をかけ合ってチームを組みました。チーム名の「RAFX dreams」は、以前所属していたアマチュアチーム「RAFX」の名前を受け継いだものです。チームの夢を引き継いでいきたい、という思いを込め「dreams」を加えて活動していました。
メンバーはシブヤeスタジアムの仲間4名と、ブクロeスタジアムの自分を合わせた5人。校舎が分かれていた分、練習は授業の他、家でオンラインの練習試合を重ねていました。2年間努力を重ね、ようやく大会で勝つことができました。みんなと実際に顔を合わせるのは、食事に行く時くらいでしたね。
チームをまとめる上で工夫したことは?
自分がリーダーだったのでメンバーとはよく意見交換をしました。間違ったプレー自体は仕方ありませんが、間違ったまま終わらせるのは良くないと考え、意見を出し合いながら、チームに合ったやり方を探り、身につけていきました。
意見が合わずよくぶつかりましたが、「勝ちたい」という思いがみんなの本音だったので、逃げることはありませんでした。今でもそのメンバーとは仲良くしています。
大会ではどんな経験をしましたか?
チームでVALORANT(ヴァロラント)の大会に出場していました。中でも3年生の時に挑戦したオフラインの大会が一番楽しくて、昨年開催された「YOKOSUKA e-Sports CUP」で、準優勝することができました。普段は家でオンラインの練習や対戦が中心だったので、泊まりがけで会場に行き、大勢の前でプレーするのは、それまでとは違う経験でした。
会場の歓声がすごくて緊張しましたが、現地の方だけでなく、自分の身内も遠くから応援に駆けつけてくれました。オリンピック選手が「応援してくれる人のおかげ」と話す気持ちが、その時よく分かりました。特に、この学校に入学させてくれた両親に一番感謝の気持ちを感じました。
印象に残ったことや成長を教えてください。
一番印象に残っているのはスクーリングです。通信制高校では、みんなと顔を合わせて関われる貴重な機会で、宿泊して一緒にご飯を食べるのがとても楽しかったです。先生が私物のゲーム機を持ってきてくれて、コントローラーを借りてみんなで遊んだこともありました。修学旅行は2年生の時に沖縄へ行き、天気にも恵まれて、楽しい思い出になりました。
成長という点では、みんなで力を合わせて努力できたことが、一番の学びになりました。高いレベルを目指すとぶつかることもありましたが、その経験を通して、仲間と力を合わせて一つの目標に向かうことの大切さを学びました。
進路について教えてください。
eスポーツの専門学校に進み、プロを目指すことにしました。その前まで教師になりたいと思っていたのですが、大会で勝った後に、先生や仲間から「プロにならないの?」と背中を押してもらい、目指してみようと思えました。
推薦入試の出願締め切りまで1か月ほどしかない中で、急いで何校もパンフレットを取り寄せて比較し、プロのチームとのつながりが強いと感じた学校を選びました。10月には推薦で進学が決まり、学費も一部免除されました。これからは、より高いレベルの環境で力を磨いて、本気でプロを目指していきたいです。
今悩んでいる人へメッセージやアドバイスをお願いします。
先生方もゲームの実力が高いので、本気で上達したい人にとっては、しっかり教えてもらえるとても貴重な環境だと思います。
それに、好きなeスポーツを軸に、同じ目標を持つ仲間と出会えるのも、この学校ならではだと思います。自分自身、ここで仲間と本気で取り組んだことで大きく変われました。気になっている方は、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。

